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ピザ竈

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続・忍び寄る者

続き?。





















・・ああ、メンドくせぇなぁ・・・



















ごめん、書きます。
長いから覚悟しろ。


ええと、どこまで書いたんだっけ。

そうそう、桜井隆弘(36)ね。
こいつこいつ。
20060511120117.jpg



似てる人がいても俺は謝ら(ry

コンビニなどで販売される弁当を製造している工場で働いている。
両親と3人暮らし。妹が一人いるが、結婚して別に暮らしている。
家と工場を往復する毎日。

その日常の中、桜井隆弘はある日一人の少女を見かける。

平岡里美(16)
20060511122539.jpg


文化研究部に所属する普通の女子高生。
遺跡などが大好きで、この日も調べ物をして帰りが遅くなってしまった。
シャーペンの芯が切れそうだったので、コンビニに立ち寄ったとき

桜井と鉢合わせする。

里美がコンビニに入ろうとしたとき、桜井は出ようとしていた。
扉を開けた格好のまま、身体が固まる。
入店する自分のために開けてくれているのだと解釈して、里美は礼を言って桜井の脇をすり抜けた。
若い女の匂いが鼻腔をくすぐり、セミロングの髪が風をそよがせ桜井の頬をなぜる。

桜井はその少女に一目惚れした。

艶のある肌、滑らかな髪、潤んだ瞳。
桜井の心に、すぐに自分のものにしたいと言う衝動が湧き上がる。
しかし、こんな少女が自分のものになるわけが無い。
可能性の無いのは嫌だった。
そうだ、彼女は人間じゃないんだ。
人間じゃないなら、これは恋愛感情じゃない。
よく見れば、その輝きに満ちた姿は人間のものでは無い。
女神様か何かだ。
だったら、個人のものにするなどもってのほか。
彼女は、恵まれない俺たちのために降りてきた、女神様なんだ。


0.5秒で里美は人間を否定されました。


桜井は、手を触れてはならない女神様だと納得したが
それでも彼女のことは知りたい。
そう、自分よりも上の存在、それが女神であるならば知って当然だ。


それから、桜井はあらゆる方法で平岡里美のことを調べ上げる。

尾行。
ゴミ袋をあさる。
さらに尾行、行動パターンを掌握。

携帯の機種から番号、彼女の嗜好、よく行く店、時には彼女の衣類を盗み、桜井は彼女の情報をつかんでいく。

番号を知ったからといっても、電話をかけるようなことはしない。
直接会うなどもってのほかだ。
それは余りにも恐れ多い行為。
何しろ相手は女神様だ。
俺たちは見ているだけでいい。

桜井にとって平岡里美は完璧な存在だった。
排泄もせず、食事もしない、汚い言葉も使わず、ただ見守り続ける。
完璧な女神。

それでも、何とかして彼女に近づきたい。
そこで、桜井は
里美と同じ携帯電話を買い
里美と同じ時間に起きて
里美と同じ店に行き
里美と同じ音楽を聴いた。

もはや、恋愛感情とは違う信仰心が桜井隆弘を支配していた。
平岡里美のことを知るほど、その女神像はより鮮明になっていき
純潔な、汚れ無い女神が桜井の脳内に完成していた。

いつしか、桜井の部屋は里美の部屋と寸分たがわず同じ部屋に改造されていった。
違うのは、ただ1つ。

壁一面の写真。

巨大なものから、小さなものまで平岡里美で埋まっている。
それは桜井の里美に対する信仰心の強さを表していた。
20060514023614.jpg



おちろん平岡里美は普通の人間だ。
ある時、両親と喧嘩して会話の途中で電話を切ったことがあった。

「ったく、ふざけんな」

何気ない悪態。
それを、桜井隆弘が聞いていた。

それは、女神には許されぬ愚行だった。
なぜ、彼女はあんなことを?
何かに取憑かれたのだろうか?
いや、彼女は完璧だ。ありえない。

だとすれば可能性はただ1つ。

何かが女神に成り済ましている。

許さない。
女神に成り済ますことなど、許されることじゃない。
何とかしなければ。
女神に成り済ますとは、悪魔に違いない。
排除しなければ。


そこは人気の無い公園通り。
やるなら今をおいて無いだろう。
たとえ殺されることになってもやるべきだ。
明日になったら、どっかに逃げてしまうかもしれない。
その前に。
今、目の前にいる、この時に。

桜井は即座に実行に移した。

いきなり背後から蹴り飛ばされ、平岡里美はわけもわからず地面に突っ伏した。
起き上がろうとすると、頭を鷲掴みにされ近くの塀に叩きつけられる。
衝撃が脳を揺さぶり、鈍痛が全身を伝わって震わせた。

いきなりのことに混乱し、傷つけられた恐怖で声が出ない。
呼吸もままなら無い。
手を反射的にばたつかせ、目を泳がせたとき自分を鷲掴みにしている相手が見えた。

見知らぬ男だ。
誰?誰?
襲われていることを自覚し、体内に淀んでいた恐怖が枷をはずされ、呼吸とともにほとばしる。

「きゃあああぁあああああ、ぎぃ!

悲鳴が壁に叩きつけられたショックで途切れる。
それでも、悲鳴が止まらない。

「やあああ!いやああああぁぁぁぁあ、ぐ!

「ふあああ!あぁぁぁあああ、ぎぁ!

「やあああああああああああああ、ぎぃ!

頭をコンクリートの塀に叩きつけられるたびに、悲鳴が切れる。
頭部がしびれて痛みが麻痺してきたとき、死を自覚する。
死ぬの?
殺される?
悲鳴が死の恐怖に飲み込まれ、声が出せなくなった。
抵抗も出来ず、ただ身体をヒクつかせることしかできない。
20060514152132.jpg


死ぬ。

殺される。

殺される。

殺される。

頭が衝撃を受けるたびに、身体がビクッビクッと痙攣する。
全身の感覚が鈍り、股間が濡れた。
痛みが薄らぐと同時に思考も鈍り、何も考えられない。
失禁する身体を震わせながら、動くことも出来なかった。
目を見開いたまま、自分を傷つける男を見るだけ。
見知らぬ男。
私、こんな風に死ぬんだ。
誰かもわからない男に殺されて、人生終わるんだ。

衝撃も、意識も、闇に飲み込まれ何も感じなくなった。


桜井隆弘は興奮していた。
悪魔はこんなに弱かったのか。
そうだ、これは女神様が俺を守ってくれてるからだ。
悪魔を倒すことが俺の使命なんだ。
だから、今の俺は無敵だ。
俺は、選ばれた人間なんだ!

興奮の余り悲鳴を聞きつけた数人の男に取り押さえられるまで、桜井は彼女への暴行をやめなかった。























こんぐらいしなきゃ
真のストーカーじゃないだろう。



って、なんか後半違う話になってるぞ!
ジャンルが変わってますよ?























気にするな、気にしないでくれorz









そうそう。
一応平岡里美さんは助かったことになってるから安心してください。
殺されたほうがよかったと言う奴
表へ出ろ。
ちょっと語り明かそうか・・・。


以下、後日談
「昨夜未明、帰宅帰りの女子学生(16)に暴行を働いたとして桜井隆弘容疑者(36)が現行犯逮捕された。桜井容疑者は大変興奮しており女子学生の頭を塀にぶつけるなどして、全治1ヶ月の重傷を負わせた疑い。容疑は全面的に認めており、動機については「奴を殺さなければ彼女を助けられなかった」などとわけのわからないことを言っているという。殺意や動機については現在調査中で・・・」









今回オチなし。


もう、続かないです
  1. 2006/05/14(日) 14:04:51|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2
<<AB(略)についてのお詫び | ホーム | 忍び寄る者>>

コメント

中々凄いですね、桜井隆弘が。
リアルな感じの絵が出てきた途端、現実味倍増です。
架空の人物をリアル調に作る、というのは結構創造力の要る作業だと思うのですが、どうなのでしょうか。
そういえば、最新のトップ絵もリアルですね。

話しは飛びますが、「忍び寄る者」を読んで、小川勝己のある小説(確か『アロエ』という題名です)を思い出しました。
アロエの栽培を趣味とする男が自分と同じマンションに住む小学生の女の子と知り合う。その子は素直でかわいい子だった。しかし、彼女は成長すると共にスレッカラシになってしまう。そんな彼女を見て男は……、という内容でした。
  1. 2006/05/20(土) 22:28:58 |
  2. URL |
  3. のぶを #oQNnGhrM
  4. [ 編集]

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  1. 2007/01/25(木) 00:26:37 |
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